こんにちは。教室プロデューサー田中優子です。
教室運営をしていく中で、「どんな生徒さんに来てもらいたいか?」を明確にすることがとても大切です。
これがしっかりしていないと、教室の魅力や方向性がぼやけてしまうことも…。
逆に、この部分が明確だと、あなたの教室にピッタリな理想の生徒さんが自然と集まるようになります。
そのために役立つのが「ペルソナ設定」。
これは「理想の生徒さん像」を描くための具体的な方法です。
私自身もこのペルソナ設定を取り入れたことで、
コンセプトがはっきりし、生徒さんとの繋がりも深まりました。
今日は、理想の生徒さん像を描くための5つのステップについてお話しします。
これを読めば、あなたの教室がもっと魅力的に、そして「愛される教室」へと変わるヒントが見つかるはずです!
この記事はこんな方にオススメ!
- 教室を始めたいけれど、どんな生徒さんに来て欲しいか明確になっていない方
- 教室の方向性が曖昧で、集客に悩んでいる方
- 理想の生徒さんを集める教室を作りたい方
それでは、理想の生徒さんを描くための5つのステップを見ていきましょう!
1. ライフステージと年齢層を明確にする
まずは、生徒さんの「ライフステージ」と「年齢層」を考えてみましょう。
これが明確になると、生徒さんが抱える悩みやニーズ、求めていることが自然と浮かび上がってきます。
質問例
- 生徒さんはどのようなライフステージにいるのか?
- 子育て中?仕事に追われている?それとも趣味を楽しむ時間を持ちたいと思っている?
私の場合、教室に来てくださる方の多くは、30代後半〜40代の女性で、子育てが一段落して「自分の時間を持ちたい」と思い始めた方々です。
こうした方々が求めているのは、心が満たされるような趣味や、日々の生活に楽しみを与える教室。
このように、ライフステージと年齢層を設定することで、教室の内容や雰囲気も作りやすくなります。
2. 悩みや課題をリストアップする
次に、ペルソナとなる生徒さんがどんな悩みを抱えているのかを具体的に考えます。
悩みに寄り添える教室は、それだけで「必要な存在」になれるのです。
質問例
- 生徒さんが直面している問題や不安は何か?
- どんな課題を解決したいと感じているのか?
例えば)
- 「忙しくて趣味を持つ余裕がない」
- 「昔やっていたパン作りを再開したいけど、自分一人では始められない」
私の教室では、こうした悩みを抱えた方に「楽しく、無理なく、そして心が満たされる時間」を
提供できるよう工夫しています。
3. 理想の未来を描く
ペルソナが教室を通じてどんな未来を手に入れたいのかをイメージするのも大事なステップ。
あなたの教室が、生徒さんの夢を叶える場所になるように設計していきましょう。
質問例
- 教室を通じて、生徒さんはどんな変化を求めている?
- どんな未来を実現したいと思っている?
例えば)
- 「いつか自宅でパン教室を開きたい」
- 「家庭と仕事を両立しながら、自分の時間も楽しみたい」
この未来像が明確になると、教室のコンセプトやレッスンの方向性も決まってきます。
4. 価値観や趣味を理解する
生徒さんと先生が「価値観」や「趣味」で共通点を持つことは、教室の雰囲気作りにも大きく影響します。
価値観が似ていると、生徒さんは教室に「自分の居場所」を感じやすくなります。
質問例
- 生徒さんが大切にしている価値観は?
- 趣味や興味がある分野は?
私の場合、教室に来てくださる方は
「家庭を大切にしたい」「心地よい暮らしがしたい」という価値観を持つ方が多いです。
そうした方々に寄り添える教室作りを意識しています。
5. 実際のモデルを参考にする
最後に、これまで教室に来てくれた生徒さんや身近な知り合いをモデルにしてペルソナを描いてみると、
よりリアルな理想像が見えてきます。
質問例
- 過去の生徒さん(友達)で特に印象的だった人は?
- その人が教室を選んだ理由や背景は?
例えば、「30代半ば~主婦で家庭を大切したい、家族に美味しい手焼きたてパンをふるまいたい。食卓を笑顔にしたい。」「いつかパン教室を開きたい夢がある」が私の教室のモデルです。
このモデルがあることで、レッスン内容や教室の雰囲気作りに一貫性が生まれました。
まとめ:ペルソナを明確にすることが成功への第一歩
ペルソナ設定は、教室運営を成功に導くための重要なステップです。
誰に向けて教室を開くのか、その人がどんな悩みや夢を持っているのかを明確にすることで、教室の方向性がはっきりし、理想の生徒さんが集まりやすくなります。
ぜひ、今日ご紹介した5つのステップを活用して、あなたの教室にぴったりのペルソナを描いてみてくださいね!